“きき酒日本一”の頂上決戦へ 「第45回全国きき酒選手権大会」11月14日(土)東京・有明で開催、都道府県代表が決定

全国約1,600の酒類メーカーが所属する業界最大の団体、日本酒造組合中央会が、「第45回全国きき酒選手権大会」を11月14日(土)に開催します。会場はTOC有明コンベンションホール 4F(東京都江東区有明3-5-7)です。全国各地の予選会を勝ち抜いた都道府県の代表選手がこのほど決まり、“きき酒日本一”をかけた本戦への出場が決まりました。

代表選手が決定、全国大会の出場者は計147名(予定)
この大会では、日本酒の香り・味わい・色を手がかりに五感を使って酒質を見極め、“きき酒”の腕前を競います。年に一度開かれる“きき酒”の頂上決戦で、晩秋の風物詩として定着しています。出場者は幅広い年代にわたり、国内最高峰レベルの“きき酒”大会です。各代表は地域の誇りを背負い、日本一の座を目指します。
全国大会の出場選手数は計147名(予定)です。「一般の部」の代表選手は、「個人戦」と、2名の合計点で競う「団体戦」の2つのカテゴリーで“きき酒日本一”を争います。特別枠の「大学対抗の部」も行われ、一昨年に新設された「社会人日本酒愛好会対抗の部」も同時に開催されます。
- 各都道府県代表(個人戦/団体戦)
- 大学対抗の部:2名1チーム、17大学23チーム46名が大学生きき酒日本一を目指す
- 社会人日本酒愛好会対抗の部:2名1チーム、12チーム24名が出場
部門が多彩なため、若い世代からミドル世代、シニアまで幅広い層が参加します。真剣勝負の競技シーンに加え、自分の出身都道府県の代表選手の戦いぶりや、どの大学・どの社会人団体が勝ち上がるかを予想しながら応援できるのも見どころです。大会の様子はYouTubeでライブ配信されます。

筆記試験と「マッチング法」の2本立てで審査
審査は、日本酒に関する設問に答える「筆記試験(マークシート方式)」と、日本酒7種を適合させる「きき酒競技(マッチング法)」の2種類です。筆記試験では、日本酒好きでも即答が難しい問題が30問出題されます。
マッチング法は、さまざまな表情を持つ日本酒を見極め、精緻な評価をスピーディに行う方式です。バラエティに富んだ7種類の酒を色・香り・味わいからきき分け、それぞれに好きな順位をつけます。その後もう一度きき酒をして、1回目に自分がつけた順位と照らし合わせます。両者の整合性が取れているほど高得点になる仕組みです。
前回優勝者の特別講演や、銘酒を味わえる懇親会も
当日は、前回大会の優勝者が登壇する特別講演も行われます。きき酒競技のトレーニング法や日本酒との向き合い方、どのようにして“きき酒”チャンピオンになったのか、競技の魅力や奥深さなどを、自身の経験をもとに語る内容です。競技終了後には出場者や蔵元との懇親会も開かれ、全国の銘酒を試飲できるコーナーや、熱戦を終えた全国の日本酒好きが交流できる場も用意されています。
主催者である日本酒造組合中央会 理事の宇都宮 仁氏は、大会を通じて日本酒の奥深さや魅力を発見し、さらに日本酒のファンになってほしいとコメント。参加者には大会で感じた日本酒の魅力を周囲にも発信してほしいとし、節目となる第45回大会が例年以上に熱気あふれる、記憶に残る大会になることへの期待を述べています。
開催概要と大会の歩み
「全国きき酒選手権大会」は、日本酒の味や文化を幅広い人に知ってもらうことを目的に、1981年にスタートしました。年齢・性別・国籍を問わず一般参加者を対象としており(未成年者及び酒類関係者を除く)、各都道府県の代表者が日本酒に関する筆記試験と、7種類の日本酒の味や香りを確かめながら判別する「きき酒」に挑み、日本一を競います。参加者には参加証が送られ、成績上位3位には賞状と賞品が贈られます。
- 名称:第45回全国きき酒選手権大会
- 日時:2026年11月14日(土)12:00~17:30(受付11:30~)(予定)
- 会場:TOC有明コンベンションホール(4F)東京都江東区有明3-5-7
- 競技区分:筆記試験(マークシート方式)/きき酒競技(マッチング法)
当日のスケジュール(予定)
- 11:30 開場・受付
- 12:00 開会式
- 12:20 筆記試験
- 12:55 きき酒競技
- 13:35 講演会
- 14:45 プレーオフ
- 15:30 懇親会・表彰式
- 17:30 閉会
過去の優勝回数
- 団体の部 3回:鳥取県/高知県/宮城県/大阪府/長野県
- 団体の部 2回:青森県/岩手県/茨城県/群馬県/埼玉県/千葉県/滋賀県/島根県/山口県/佐賀県
- 個人の部 5回:長野県
- 個人の部 4回:東京都
- 個人の部 3回:岩手県/埼玉県/静岡県/大阪府
- 個人の部 2回:宮城県/秋田県/山形県/鳥取県/熊本県/京都府
なお、2021年は新型コロナウイルス感染症対策として、きき酒競技と日本酒実力テストがオンラインで開催されました。
出典:日本酒造組合中央会






