「インターナショナル発酵WEEK in 長岡」が11月9日から初開催 酒蔵トークや発酵マルシェも


発酵のまち長岡で、初の「発酵WEEK」
新潟県長岡市で、2026年11月9日(月)から15日(日)まで「インターナショナル発酵WEEK in 長岡」が初めて開かれます。舞台は、発酵・醸造の文化が受け継がれてきた長岡のまちです。期間中は発酵マルシェや体験プログラム、国際交流イベント、シンポジウムなど、さまざまな企画が実施されます。
近年、発酵文化は世界的な関心を集めています。米国の有力メディア『National Geographic(ナショナル ジオグラフィック)』が選んだ「Best of the World 2027」で、新潟県は国内で唯一の旅行先に選ばれました。その魅力の一つとして紹介されたのが、長岡市の発酵文化や食文化です。
長岡には、日本酒やみそ、しょうゆといった醸造文化が根付いています。今回のイベントでは、この土地の発酵文化と、国内外の研究者や専門家による発酵サイエンスを掛け合わせます。日本酒や発酵グルメ、世界の発酵文化に触れられるプログラムがそろいます。

発酵を学び、語り合うプログラム
国際シンポジウムと海外ゲストのトーク
11月14日(土)午後4時~6時には、ミライエ長岡東館2階のミライエフォーラムで「International HAKKO Symposium 2026【HAKKOとは?米どころ長岡から、世界と考える日本の発酵】」が開かれます。国内外の研究者や発酵分野の専門家が集まり、発酵に関する最新の研究成果や各国の発酵文化を共有します。あわせて、発酵が生み出す新たな価値や可能性について議論します。日本を代表する発酵プロデューサーや海外研究者が講演し、伝統文化と科学技術を結ぶ新しい「HAKKO」の姿を発信します。定員は200人で、事前の申し込みが必要です。先着順で、参加は無料です。
- 世界から見た日本のHAKKO/㈱ポッツ家プロダクションズCEO Justin Potts 氏
- 麹で守る『現在地』、麹で切り拓く『未来』/㈱樋口松之助商店 代表取締役社長 樋口 弘一 氏
- スコットランドにおけるHAKKOのローカライズ/Co-founder of Slow Sauce/CEO of The Fermenters Guild UK Robin Sherriff 氏
- 世界に通じるHAKKOの価値『3つのL』とは?/発酵デザインラボ(株)代表 小倉 ヒラク 氏
- 『世界の発酵』や『麹道場』について/スイス連邦工科大学チューリッヒ校 教授 Laura Nystrom 氏、バスク・クリナリー・センター 准教授 Cipriano Carrero 氏、ハノイ工科大学 准教授 Luong Hong Nga 氏
「発酵CROSSトーク」は、海外から招いた研究者や専門家が各国の食文化や発酵文化について語る交流プログラムです。各回とも講話に加え、フードとドリンクも楽しめます。日時は11月15日の午前10時~午後0時50分、会場はミライエ長岡東棟1階 地球広場「地球ラボ」です。参加費は各回1,500円(ワンドリンク、フード付)、定員は各回20人で、事前申込制の先着順となっています。午前10時からのベトナム編にはハノイ工科大学 准教授 Luong Hong Nga 氏、午前11時からのスイス編にはスイス連邦工科大学チューリッヒ校 教授 Laura Nystrom 氏、正午からのスペイン編にはバスク・クリナリー・センター 准教授 Cipriano Carrero 氏が登場します。
11月15日(日)午前9時~午後4時には、ミライエ長岡西館4階(スタジオA・B、ホワイエ、ギャラリーラボほか)で「発酵イノベーションパーク」が開かれます。発酵の仕組みや微生物の働きを、科学の視点から楽しく学べる体験型プログラムです。子ども実験教室や醤油づくりワークショップをはじめ、小学生から大人まで参加できる企画が用意されます。参加費は有料(一部無料)で、ホームページからの事前申し込みが必要です。
蔵元の本音トークと飲み比べ
全国有数の酒蔵の集積地である長岡市からは、注目を集める2蔵元が登壇する「酒蔵トークセッション」が11月12日(木)午後6時30分~8時にassemble長岡で行われます。登壇するのは、吉乃川株式会社 代表取締役常務の川上 将司 氏と、葵酒造株式会社 代表取締役の青木 里沙 氏です。長岡の酒造りや発酵文化の魅力について、ここでしか聞けない本音を語ります。トークの後には、自慢の銘酒の飲み比べも予定されています。定員は50人で、事前申し込みが必要です。参加は無料です。

食べて飲んで楽しむ発酵マルシェ
11月14日(土)は、市内2カ所で発酵を味わうイベントが開かれます。「みしまともすマルシェ」は、河忠酒造、中川酒造、柳醸造など、発酵文化が根付く三島地域で行われるマルシェです。発酵臓物鍋のふるまいやみそ詰め放題、梨なすおたますくいなど、この地域ならではの催しがあります。時間は午前11時~午後8時、会場は長岡市吉崎周辺で、駐車場は三島支所です。同じ日の午後1時~7時には、紅葉に彩られる与板地域のいこいね★よいたで「あったか横丁 in 与板」が開かれます。日本酒やクラフトビール、ワインと一緒に、発酵食品を使ったおつまみを楽しめます。
11月15日(日)の午前10時~午後3時には、2つのマルシェが同時に開かれます。「発酵CROSSマルシェ」の会場は、14日(土)にグランドオープンするミライエ長岡の1階トオリニワです。日本と世界の発酵文化が一堂に集まり、長岡の発酵食品のほか、海外ゲストゆかりの発酵グルメなどが販売されます。「みやうち・せったや発酵マルシェ」の会場は、摂田屋6番街発酵ミュージアム・米蔵です。旧三国街道沿いに日本酒や味噌、醤油などの蔵元が軒を連ねる「醸造・発酵のまち」摂田屋で、発酵にちなんだ食や地場野菜などが並びます。
このほか期間中は、市内の企業や団体による発酵をテーマにしたツアーや体験プログラム、キャンペーンなども数多く実施されます。各取り組みの詳細や申し込み方法は「発酵WEEK公式サイト」に掲載されています。問い合わせ先は、International HAKKO WEEK実行委員会(長岡市観光・交流部内、電話 0258-39-2221、メール kanko@city.nagaoka.lg.jp)です。
出典:長岡市






