神保町の紙卸会社が生んだ深紅のリキュール「Marxist」、初回150本が約3か月で完売 ラム肉やBBQで広がる飲み方


思想書の街・神保町から生まれた一本
古書店や出版社が集まり、社会科学や思想書とも縁の深い東京・神田神保町。この街から生まれたのが、深紅のクラフトリキュール「Marxist(マルキスト)」です。企画したのは、1959年創業の紙卸会社、東芳紙業株式会社(本社:東京都千代田区神田神保町2-2-34、代表取締役:境和彦)。カール・マルクスの思想に着想を得た酒で、同社の物販部門「すてら堂」が企画し、静岡県下田市のSHIRAHAMA DISTILLERYが製造を担っています。
2026年8月3日に発売されると、初回の150本はわずか約3か月で完売しました。これを受けて第2ロット150本の追加製造が決まり、予約注文の受け付けが始まっています。
4人で一晩に1本、話題は「ラム肉の宴」へ
出版社に勤める購入者からは、仲間4人でMarxistを開け、500mlのボトルを一晩で空けてしまったという報告が届きました。1杯目はシンプルなソーダ割り。2杯目からは、それぞれが自分好みの濃さを探り始めたといいます。
参加者のなかに調理を仕事とする人がいたことから、話は料理との組み合わせへと広がりました。「これは羊の料理に合うんじゃないか」「むしろこれを煮詰めてソースにしてラム肉を食べたい」。そんなやりとりから、次は「ラム肉の宴」に挑戦しようということになり、Marxistを2本追加注文。商品はすでに届けられています。
BBQではジンジャーエール、サイダー、コーラで飲み比べ
東京中小企業家同友会の仲間は、バーベキューの会にMarxistを持参して飲み比べを行いました。勧められたジンジャーエール割りに加え、三ツ矢サイダーやコーラで割ってもいずれも好評だった一方、参加者の一人からは「ストレートが一番」という感想も寄せられています。旅先に持参して仲間と楽しんだ購入者からは、海を背景にしたボトルの写真も届きました。
プロの手によるアレンジも登場しています。SHIRAHAMA DISTILLERY代表の伊藤氏がオーナーバーテンダーを務める東京都江戸川区小岩のCocktail Bar Ravenでは、クラシックカクテル「Blood & Sand」をMarxistでアレンジしたカクテルが提供されています。

商品が先、情報発信は後から。紙屋らしい手づくりの新規事業
酒類販売の経験がなかった紙卸会社が、さまざまな専門家の協力を得ながら手探りで商品化したMarxist。宣伝や情報発信の準備は追いつかず、開発の舞台裏をつづるnote連載「紙屋が酒を作った話」が始まったのは9月1日でした。公式サイトの開設はさらに遅れて10月17日。初回150本がほぼ売り切れる段階になって、商品の特徴や飲み方、開発物語、メディア掲載情報などがようやくまとめられました。さらに紙問屋らしく、開発の苦労や舞台裏を収めた小冊子(ZINE)『紙屋が酒を作った話』も刊行しています。
代表は「最初の150本は、1年くらいかけて売るつもりでした」と振り返り、さまざまな集まりで開けられ、みんなで飲み方を工夫して楽しまれていることが何より嬉しいとコメント。「この酒は、単に所有するためではなく、見て、香りを感じ、味わい、人と語り合うために企画したものです」と語っています。

第2ロットは11月24日発送開始予定、「楽しみ方」の投稿企画も
あわせて、購入者からMarxistの楽しみ方を写真付きで募る企画もスタートします。ストレート、ロック、ソーダ割り、オリジナルカクテル、仲間との乾杯や料理との組み合わせなど、楽しみ方は自由。特別なレシピや技術は必要なく、ボトルやグラスの写真と簡単な感想を送ればよいとのことです。Marxistを購入し、飲んだ様子や感想を写真付きで寄せた人には、オリジナルMarxistステッカーがプレゼントされます(先着100名様)。初回ロットの購入者も対象です。寄せられた写真や飲み方は、本人の了承を得たうえで公式サイトやSNSで紹介される予定で、詳しい応募方法は公式サイトで案内されます。
- 商品名:Marxist(マルキスト)
- 品目:リキュール
- 内容量:500ml
- アルコール分:25%
- 原材料名:赤ワイン(スペイン製造)、スピリッツ、砂糖、ルバーブ、ハーブ類
- 製造:株式会社Fame’s SHIRAHAMA DISTILLERY(静岡県下田市)
- 企画・販売:東芳紙業株式会社(すてら堂)
- 販売価格:5,940円(税込・送料別)
- 第2ロット製造本数:150本
- 販売状況:第2ロット予約受付中
- 発送開始予定:11月24日
出典:東芳紙業株式会社






