「1杯10円」の周年祭でアルコール注文組率87.0%に 焼肉『牛恋』が注文データを分析

「コスパ最強・赤身焼肉のカリスマ」を掲げる焼肉店『牛恋』が、2026年6月から9月にかけて恵比寿店・神田店・新宿1階店・新宿2階店・渋谷店で開催した周年祭の注文データを分析しました。周年祭期間中にアルコールを1品以上注文した組の割合は87.0%で、通常営業の比較対象期間の61.2%を25.8ポイント上回る結果となっています。『牛恋』は2012年7月に東京・神田で1号店を開店し、現在は新宿、恵比寿、渋谷など都内に5店舗を展開しています。GACKT、竹内涼真、数原龍友、長友佑都など肉好きの芸能人にもファンが多い焼肉店です。

周年祭では3ドリンクの通常サイズを何杯でも1杯10円(税込11円)で提供
周年祭では、『恋ボール(ハイボール)』『恋サワー(レモンサワー)』『恋トニック(ジントニック)』の3商品の通常サイズを、何杯頼んでも1杯10円(税込11円)で提供しました。対象5店舗の周年祭で注文されたこの3商品は、合計2,417杯となりました。各店舗の実施期間は以下のとおりです。
- 恵比寿店:2026年6月14日(日)~6月18日(木)
- 神田店:2026年7月13日(月)~7月18日(土)
- 新宿1階店・新宿2階店:2026年8月9日(日)~8月13日(木)
- 渋谷店:2026年9月6日(日)~9月10日(木)

アルコール注文組率は通常営業時61.2%、周年祭期間中87.0%
今回の分析は、ディナータイムの注文データのみを対象に、1会計を1組として集計したものです。対象3商品に限らず、ビールやワイン、日本酒、焼酎なども含めたアルコール飲料全体について、「1品以上注文された会計」の割合を算出しています。比較対象には、各店舗で周年祭と同じ曜日構成となる通常営業4期間を設定しました。なお、神田店の6月29日~7月4日と、新宿1階店・新宿2階店の7月26日~30日は、「肉の日」を含むため比較対象から外されています。
- 通常営業時:集計対象1,667組のうち、アルコールを1品以上注文した組は1,020組(61.2%)
- 周年祭期間中:集計対象569組のうち、アルコールを1品以上注文した組は495組(87.0%)
反対に、アルコールを頼まず、ソフトドリンク・ノンアルコール飲料等のみを注文した組は、通常営業時の258組(15.5%)に対し、周年祭期間中は40組(7.0%)でした。どちらの区分にも当てはまらない会計があるため、2つの割合を合わせても100%にはなりません。
5店舗すべてで周年祭期間中が通常営業時を上回る
店舗ごとに比べると、通常営業時のアルコール注文組率には店によって違いがあるものの、5店舗すべてで周年祭期間中の割合が通常営業時を上回りました。差は各組数から算出した比率をもとに計算されており、比率は小数第1位までの表示のため、表示値同士の差とは一致しない場合があります。
- 恵比寿店:通常営業時69.8%(139/199組)、周年祭期間中89.0%(97/109組)、差は+19.1ポイント
- 神田店:通常営業時85.3%(180/211組)、周年祭期間中91.6%(98/107組)、差は+6.3ポイント
- 新宿1階店:通常営業時47.5%(319/672組)、周年祭期間中83.5%(132/158組)、差は+36.1ポイント
- 新宿2階店:通常営業時75.9%(22/29組)、周年祭期間中96.7%(58/60組)、差は+20.8ポイント
- 渋谷店:通常営業時64.7%(360/556組)、周年祭期間中81.5%(110/135組)、差は+16.7ポイント

若年層の飲酒は「好き嫌い」だけではない?外部調査からみる場面と価格
牛恋は今回の注文傾向とあわせて、若年層の飲酒に関する外部調査も紹介しています。厚生労働省「国民健康・栄養調査」によると、「週に3回以上飲酒し、飲酒日1日当たり1合以上を飲酒する」と回答した「飲酒習慣あり」の20~29歳の割合は、2016年の7.5%から2024年には4.2%となっています。
一方、株式会社ぐるなびが2026年8月に全国の20~69歳男女1,240人を対象に実施した「飲料に対する意識の変化 2026」では、20~30代の若手フルタイム層でも65%が飲酒を好むと回答し、普段の飲酒については「特別なときや乾杯のときに飲む程度」が44.5%で最多でした。また、サントリーホールディングス株式会社の「ドリンクスマイルレポート2025年」では、「お酒が嫌い・飲まない理由」に関する設問で、20代の70.4%が「お金がかかるから」に当てはまると回答しています(「とてもあてはまる」「あてはまる」「ややあてはまる」の合計)。
これらの調査からは、若年層の飲酒行動にはお酒そのものへの嗜好だけでなく、「いつ飲むか」「いくらで飲むか」といった条件も関係している可能性がうかがえるとしています。ただし、牛恋の注文データは年代別・注文理由別に集計したものではなく、外部調査や価格施策との因果関係を示すものではないとのことです。
自称・焼肉博士の恋ノ輔さんは、周年祭への来店に感謝を述べたうえで、お酒を飲むか飲まないか、何を飲むかという選択には、それぞれの好みだけでなく場面や価格などさまざまな条件があるのかもしれないと振り返っています。そして、周年祭はいつも牛恋を支える人たちと一緒にお店の節目を祝う大切な期間だとし、これからも焼肉とドリンクを囲みながら、それぞれのスタイルで楽しい時間を過ごしてもらえたらうれしいとコメントしています。






